TECHNICAL REPORT 佐藤鉄工技報
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部門
2026vol.26
部門A
- 佐藤鉄工技報 2026 vol.26
- 部門:
- 部門A
- 著者:
- 金山保治 (佐藤鉄工), 鈴木達郎(ナカボーテック)
二相ステンレス鋼「SUS329J4L」を用いた防潮水門扉体の現場溶接
扉体が海水と淡水に接する汽水域に設置される河北潟放水路防潮水門には、優れた耐食性と強度を有する二相ステンレス鋼を採用した。特に、貝などの付着によるすき間腐食が懸念される扉体の海水側には、二相ステンレス鋼の中でも耐すき間腐食性に優れたSUS329J4Lを採用した。
一方、SUS329J4LはCr、Mo の含有量が多いため、溶接時、特に冷却速度が遅い場合には硬くて脆いFe-Cr-Mo系の金属間化合物であるσ相が析出し、じん性を低下させ割れの発生起点となりやすい。そこで事前に実物大試験体を用いた溶接施工試験を実施して、溶接に関する懸念事項を検討し現場溶接に臨んだ。本稿では、現場溶接施工での工夫点と今後の改善点を中心に述べる。
- 佐藤鉄工技報 2026 vol.26
- 部門:
- 部門A
- 著者:
- 金山保治 (佐藤鉄工), 鈴木達郎(ナカボーテック)
二相ステンレス鋼「SUS329J4L」を用いた防潮水門扉体の現場溶接
扉体が海水と淡水に接する汽水域に設置される河北潟放水路防潮水門には、優れた耐食性と強度を有する二相ステンレス鋼を採用した。特に、貝などの付着によるすき間腐食が懸念される扉体の海水側には、二相ステンレス鋼の中でも耐すき間腐食性に優れたSUS329J4Lを採用した。
一方、SUS329J4LはCr、Mo の含有量が多いため、溶接時、特に冷却速度が遅い場合には硬くて脆いFe-Cr-Mo系の金属間化合物であるσ相が析出し、じん性を低下させ割れの発生起点となりやすい。そこで事前に実物大試験体を用いた溶接施工試験を実施して、溶接に関する懸念事項を検討し現場溶接に臨んだ。本稿では、現場溶接施工での工夫点と今後の改善点を中心に述べる。
2026vol.25
部門A
- 佐藤鉄工技報 2026 vol.25
- 部門:
- 部門A
- 著者:
- 金山保治 (佐藤鉄工), 鈴木達郎(ナカボーテック)
二相ステンレス鋼「SUS329J4L」を用いた防潮水門扉体の現場溶接
扉体が海水と淡水に接する汽水域に設置される河北潟放水路防潮水門には、優れた耐食性と強度を有する二相ステンレス鋼を採用した。特に、貝などの付着によるすき間腐食が懸念される扉体の海水側には、二相ステンレス鋼の中でも耐すき間腐食性に優れたSUS329J4Lを採用した。
一方、SUS329J4LはCr、Mo の含有量が多いため、溶接時、特に冷却速度が遅い場合には硬くて脆いFe-Cr-Mo系の金属間化合物であるσ相が析出し、じん性を低下させ割れの発生起点となりやすい。そこで事前に実物大試験体を用いた溶接施工試験を実施して、溶接に関する懸念事項を検討し現場溶接に臨んだ。本稿では、現場溶接施工での工夫点と今後の改善点を中心に述べる。