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油圧モータ式開閉装置


背景

ゲートの開閉装置は、電動機により減速機を介してドラムを回転させる「電動モータ式」がほとんどですが、 近年、設備のローコスト化が求められるにつれ、油圧モータでドラムを直接回転させる「油圧モータ式」が 有望視されてきました。
油圧モータ式開閉装置

特徴

油圧モータ式開閉装置

 

1.オープンギヤ、減速機が省略できるのでコンパクトになる
2.部品点数が少なくコンパクトなのでコストが安くできる (開閉荷重が20~30tf以上で有効である)
3.制動装置を設けることなく急降下が可能である
4.高速低速の速度切換が可能である

 

<油圧モータの作動原理>

 

油圧モータ式開閉装置

 

シリンダブロックは固定されており、作動油はディストリビュータにより、高圧側の シリンダに供給され低圧側のシリンダから排出されます。このとき、順次カムローラ でカムリングを押し、回転とトルクを発生させます。

実績表

油圧モータ式開閉装置
設備名称:荒谷発電所ダム排砂門
発注者:関西電力(株)
ゲート寸法:B4.000m×H5.000m
開閉荷重:30tf
門数:1門
完成年月:H10年11月

 

油圧モータ式開閉装置
設備名称:宇奈月発電所取水口制水門
発注者:関西電力(株)
ゲート寸法:B4.200m×H4.400m
開閉荷重:33tf
門数:1門
完成年月:H12年6月